旅する人生のはじめ方

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TOEIC400点の私が語学留学前に実践したおすすめ英語勉強法

語学留学

それなりに受験英語を勉強してきた私ですが、大学に入学してからは英語と無縁だったため、社会人のときに初めて受験したTOEICは400点程度でした。

それから間もなく、転職を機に語学留学を決意した私ですが、やはり文法はわかっても英会話には自信がありませんでした。特に英会話の基礎であるリスニングとスピーキングが苦手でした。英会話の初歩につまづくと楽しいはずの留学生活も苦痛に終わることは想像に難くありません。

そこで今回は、TOEIC400点からの語学留学に必要なリスニング&スピーキングを着実にレベルアップするための具体的な英語勉強法を紹介したいと思います。

私はこの勉強法で充実した留学生活を過ごし、今では一人で海外出張もこなしているのでその効果は大いに確信しています。お財布にも優しい着実な勉強法なのでぜひ参考にしてもらえると幸いです。

留学直前のリスニング対策

英会話の第一歩は相手の話を理解することから始まります。これができないと何度も聞き返すことになりお互いにストレスしか生まれません。

英語講師であれば仕事として懇切丁寧に付き合ってくれるでしょう。しかし、学生同士であれば話の通じない相手とは距離が生じるものです。

私も留学当初は相手の話を理解できないことが多かったので、孤独感を感じることが多々ありました。

英語を話すことは自分の土俵で完結するので簡単ですが、英語を聞くことは相手の土俵に上がることになるので急に難しくなるわけです。

だからこそ、留学生活ではリスニングが重要だと私は考えています。

速聴多聴で英語耳を鍛える。

リスニングの基礎は基本単語の意味と発音を覚えることにあります。これは大変地道な作業ですが誰もが通る道です。

教材は大学受験用でもTOEIC用でも何でも良いですが、TOEIC700点程度のリスニング力を目指せる定評ある教材を用意しましょう。私の経験上、TOEIC700程度のリスニング力があれば日常会話は概ね聴き取れるようになるからです。

必要な作業は以下のとおり、至ってシンプルです。

①英文を読み込んで単語と構文を理解する。

②英文を見ながら音声を理解する。

③音声だけで単語と構文を意識しながら聴き取る。

④1.5倍速音声で単語と構文を意識しながら聴き取る。

ポイントは1.5倍速音声で単語と構文を意識しながら聴き取ることです。

なぜなら、市販教材の英語音声は日常会話ではあり得ないスローペースだからです。ネイティブはもちろん、英語に慣れた欧州圏の留学生も体感的には音声教材の1.5倍程度のスピードで話します。したがって、このスピード感に慣れないとわかるはずの会話もわかりません。

また、時短的な効果もあります。一通り音声で聴き取れるようになったら毎日繰り返し聴いて定着させることが重要になりますが、ノーマル音声で復習していては1冊数時間も掛かります。しかし、1.5倍速、できれば2.0倍速で聴き取れれば通勤通学の数十分で復習を完了できるわけです。

なお、1.5倍速で音声再生するならAudipoという無料スマホアプリが便利です。最大2.0倍速再生まで対応しており操作も簡単なのでぜひインストールしてみてください。

Audipo 〜倍速再生、耳コピ、リスニングに〜

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また、参考までに私が最も効果を実感したリスニング教材を紹介します。

①DUO3.0

大学受験からTOEIC対策まで幅広い層から支持されている英語学習の決定版です。日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮している一冊です。これをマスターすればTOEIC700点台を目指す土台は出来上がるでしょう。復習用CDは1時間で再生できるので、2.0倍速であれば通勤通学の30分で560本の英文を復習できます。

②速読速聴・英単語
Z会の速読速聴・英単語シリーズは語彙力とリスニング力を同時に高めるのに便利な一冊です。とにかく沢山の英文に触れて文脈の中で基本単語とその発音を覚えていきます。レベル別におすすめするのであれば、まず日常生活にテーマを置いたDaily1500から始めて、TOEIC700点代を目指すTOEIC TEST STANDARD1800に取り組むと効果的です。

英会話特有の音変化に慣れる。

英語教材がある程度聴き取れるようになると、今度は海外映画がさっぱり聴き取れないという悩みに直面すると思います。実際に英語字幕をみると大したことは話していないのですが、やはり生の英語となると聴き取りが一段と難しくなります。

その最大の原因は何かというと単語と単語の境目で発生する音変化にあります。

例えば、How's your first week?

教科書的には、ハウ イズ ユアー ファースト ウィーク?ですが、

生の会話では、ハウジュアファースィウィーク?というように音が消えたり変わったりします。

日本人はこの音変化に慣れていないのでわかるはずの会話もわからなくなるのです。

そこで、私は以下の教材で意識的に音変化を学びました。

本書には映画形式の砕けた会話が収録されており、音変化の理屈もしっかり解説されています。理屈そのものは読み流す程度で大丈夫ですが、まずは一語一語の音変化をしっかり理解しながら聴き取る練習を繰り返します。そして、音声だけでスクリプトが頭に浮かぶレベルになれば、映画も字幕なしである程度楽しめるようになります。留学生活でもより深いコミュニケーションに入っていけるはずです。

洋画で英語のシャワーを浴びる。

以上の一連の勉強を終えた頃には語学留学に必要なリスニング力は十分に備わっているはずなので、あとは沢山の英語に触れてそのリスニング力を維持するだけです。

しかし、教科書の音声ほどつまらない会話もありません。

そんなときは海外の映画・ドラマを鑑賞するに尽きます。ジャンル的にはホームドラマや学園モノが聴き取りやすく実用的なのでおすすめです。日本語字幕で鑑賞した後に英語字幕で鑑賞すると一本で二度楽しめます。

留学直前のスピーキング対策

相手の話が理解できるようになると、今度は話す力が試されます。しかし、私の経験上、他の日本人留学生も同じことを話していましたが、留学していれば日常生活に必要なことは自然と話せるようになります。なので留学前にあまり悲観する必要はないです。

しかし、複雑な話を正確に伝えるというビジネスレベルの会話力を真面目に目指すのであれば基本フレーズをしっかり暗唱して表現力の下地を整える必要があります。

そこで、次の方法でスピーキングのレベルアップを図りました。

基本フレーズを暗唱する。

基本フレーズの暗唱も地道な作業ですが勉強方法は至ってシンプルです。

①基本フレーズを何度も声に出して暗唱する。

②様々なシチュエーションを想像して独り言を呟いてみる。

これだけです。

もちろん先に紹介した教材でも同じ練習ができますが、より効率的に勉強を進めるために私は構文やフレーズに特化した以下の教材を活用しました。

①ドラゴンイングリッシュ基本英文100

著者は「ドラゴン桜」英語教師のモデルであり、東大合格者がもっとも信頼を寄せるカリスマ英語講師。英作文に必要なエッセンスが100の英文に効率的に凝縮された一冊です。大学受験の英作文では複雑な日本語を簡単かつ正確な英語に置き換える力が試されるわけですが、本書の基本英文100をマスターすることでシンプルに脳内変換する力が身につきます。
例えば、こんな日本語を大学受験レベルの英語で伝えるとしたらどうでしょう。
「年配の女性の中には、一人で何もすることができず妻にしがみついて離れない夫を軽蔑する人も少なくない」
実際の会話ではいちいち辞書を引いている時間はありませんし、日本語特有の言い回しが英語に通用するとは限りません。
そこで、本書はシンプルな構文で極めて実用的な言い換えを示してくれます。
“Quite a few elderly woman look down on their husbands, who cannot do anything by themselves and ask too much of them”
どうでしょう。誰でも思い付くとても簡単な英文です。
特に留学生活では学生ぞれぞれの英語力にばらつきがあります。だからこそ簡単な英単語と構文を駆使して誰にでも伝わる英語を話すことが大切なわけです。 

キクタン英会話シリーズ

もっとも日常会話についていえば、会話の大半は構文には至らない短いフレーズで成り立っているといっても過言ではありません。留学生活で自然と日常会話が身につくのはこの短いフレーズが自然と蓄積されるからでしょう。

それゆえに基本フレーズをマスターするとテンポよく言いたいことが言えるようになります。

例えば、留学先で知り合った友達に「Facebookやってる?」と聞きたいとき、文法的なことを考えていてはせっかくのタイミングを逃してしまいます。

そんなときはこのフレーズです。

Are you on Facebook?

構文を使い回せば基本的には何でも話せるようになるわけですが、このような便利なフレーズを蓄積しておくと、よりスマートに会話を展開できるようになるわけです。

私は本書のお陰で咄嗟の一言に困ることがなくなりました。

洋楽を歌って音変化を実践する。

英会話で日本人がもっとも苦労するのは発音といわれていますが、使う筋肉が異なるのだから当たり前のことです。私も最初の頃はコーヒーと頼んでコーラが出てくることが度々ありました。

しかし、発音は時間とともに身につくので留学前にあまり気にする必要はないと思います。また、先に紹介した音変化を学んでいるうちに自然と発音できるようになります。

しかし、もう少し意識的に発音をレベルアップしたいのであれば洋楽を歌ってみることをおすすめします。テンポに富んだ洋楽は音変化の宝庫なのです。

練習方法は歌詞の意味と発音を理解してオウムのように真似して歌うだけです。どんな曲でも構わないので気晴らしに試してみてはいかがでしょうか。

スピーチ集を用意して自分を表現する。

留学生活では毎日のように何かをテーマにプレゼンする機会がありますが、結局のところプレゼンとは、英語の巧拙よりも、何を話すかが重要だったりします。

私はどちらかというと英語そのものよりもプレゼンそのもの方が得意なのですが、ある日、東日本大震災について日本の伝承(ナマズが動くと地震が起こる等)を絡めてプレゼンしたらブラジル人留学生からブラボーと握手を求められたことがありました。

私の英語は決して流暢ではありませんでしたが、とても響くプレゼンだったと彼は興奮気味に写真も求めてきました。そして、先生からは優秀賞を推薦して貰いました。

この日を境に私は英語のプレゼンに自信を持てるようになりました。拙い英語でも人に響くという実感を得ることができたからです。

そして、このような成功体験が得られたのも日頃からスピーチ集をストックしていたからだと思います。日本のこと、自分のこと、話したいことを箇条書きにして私は部屋の中でセルフプレゼンしていました。

例えば、留学中はこんなテーマでプレゼンを求められることがあるので事前にネタを集めておくとクラスの注目を集めることができると思います。

・自分の趣味や特技

・尊敬する人物

・将来の夢

・英語を学ぶ理由

・留学先を選んだ理由

・国内外の気になる出来事

・自国の伝統や文化

・世界各国のマナー

ポイントは面白く話すことを意識することです。基本的には、皆、私たちが思っているほどには日本人や日本のことには興味がありません。

したがって、寿司について漠然とプレゼンしても反応する人はほとんどいないでしょう。

しかし、海外の寿司はココが違うとか、大トロは昔は捨てていたとか、高級寿司店にはサーモンがないとか、キャッチーな導入を入れることで一気に皆の関心を惹きつけることができるわけです。

もしお金に余裕があれば英会話スクール等でスピーチ集をチェックしてもらうのも効果的でしょう。日々の授業を充実させるためにもぜひスピーチ集を用意してみることをおすすめします。

最後は気持ちが大切

ここまで紹介した英語勉強を達成していれば、既にTOEIC700点程の実力がついており、語学留学に自信を持って臨めるレベルにあると思います。

しかし、最後に留学において最も大切なのは気持ちだと考えます。それは、何とかなるという楽天的な気持ちであり、外国人に対してビビらない気持ちでもあり、誰に対しても優しくできる気持ちです。

ちょっと、事例としては微妙ですが、ある日の授業で各国の挨拶がテーマになっていたところ、「日本では“Nice to meet you”は何て言うの?」と先生から聞かれました。

そこで、あるふざけた日本人留学生が「ち◯ぽ!」と答えたので、

先生「じゃあ、みんなで練習してみよう。Say after me! ち◯ぽ!」

学生「ち◯ぽ!」

先生「Say again! ち◯ぽ!」

学生「ち◯ぽ!ち◯ぽ!

とコメディのような大合唱になりました。

私含む日本人留学生たちは大爆笑でしたが、私がこの事例から何を言いたいのかというと、これくらい語学留学はふざけても良いということです。もちろん時と場合によりますが、小さくまとまるくらいなら、これくらい大胆不敵に留学生活を謳歌した方が語学学校は何倍も楽しくなります。

しかし、これはちょっと極端な例なのでもう少し真面目な気構えのヒントを紹介したいと思います。

邦画を英語字幕で鑑賞してみる。

英語を勉強すればするほど正しい英語にこだわりたくなりますが、難しく考えすぎて逆に英語が話せなくなることが往々にしてあります。

そんなときは気晴らしに邦画を英語字幕で観てみることをおすすめします。

難しい日本語も英語翻訳を見るとびっくりするくらい平易な英語だったりするので、自分の取り越し苦労に気づかされたりします。

訪日外国人と出会ってみる。

留学中に英語ペラペラな海外留学生たちと一緒にいると自分は場違いなんじゃないかと怖気付くことがあります。

しかし実際のところ、彼ら彼女らは大したことを話していませんし、一人の人間であることには変わりありません。

そんな外国人恐怖症を取り払うためにもCouchSurfingMeatUpで訪日外国人を探して一緒に遊んでみるのもおすすめです。

外国人も同じ喜怒哀楽を有する同じ人間という当たり前のことに気づかされます。

世界標準のマナーを心得ておく。

日本では当たり前の行動でも世界標準ではマナー違反になることが多々あります。

例えば、レストランで店員を大きな声で呼びつけることは最たる例でしょう。日本社会ではそれが飲み会での新人の役割みたいになっていますが、この調子を海外のレストランに持ち込むと急にしらけます。

また、ドアの開け閉めも日本ではあまり意識しませんが、女性にドアを開けさせるのは男性失格だったりします。鼻水をかまずにズルズルするのも外国人から見ると気持ち悪がられます。

もちろん、日本人は日本人という考え方もありますが、世界に出たら世界標準のマナーを意識するのが最低限の礼儀といえるでしょう。

豊かな人間関係を築くためにもマナーは心得ておくに越したことはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ちょっと敷居を感じる語学留学ですが、私にとって語学留学とは、第二の青春のようであり、この世界に生まれて良かったと思える人生最高の経験でした。

だからこそ、これから語学留学に臨める学生や社会人は本当に羨ましいと思いますし、絶対に充実した留学生活を謳歌してもらいたいと心から願うわけです。

既に英語力のある方には当たり前の勉強法だったかもしれませんが、留学に不安を感じている方には万全の英語力で一瞬一瞬を本当に楽しんでもらいたい、そんな気持ちで留学直前の英語勉強法を紹介させていただきました。

この記事が留学への一歩を踏み出す励みになりましたら大変幸いです。